ラミシールクリームは、患部(症状がある部分)よりも広く塗布するのがポイントです。
症状がない部分にも白癬菌(水虫の菌)がいるため、クリームを塗っていない部分から白癬菌が増殖するのを防ぐ必要があります。
片足だけでなく両足に、足の裏を中心に広く隙間なく塗るのが理想的です。
足の指の間や上側、爪の周り、足の側面、かかとからアキレス腱の周囲なども忘れずに。

ラミシールクリームを塗る時は、入浴後または足を洗って清潔にした後、乾燥させてから塗りましょう。
特に入浴後は皮膚の水分量が多く温度も高い状態で、薬が浸透しやすくなっているので効果的です。
チューブに菌がつくのを防ぐため、手を洗って清潔にしてから指に出して塗るか、綿棒などでチューブからとって塗ると、より衛生的で長期間使用できます。
手でクリームを塗った場合は、塗った後も手を洗いましょう。

水虫の治療は一般的に3か月~6か月と、根気よく塗り続ける必要があるため、塗る量を節約してしまいがちですが、これが治療を長引かせる要因でもあります。
確実に治療するために、なるべくたっぷりと多めに塗布するようにしましょう。
チューブからクリームを出した時、指の先から第一関節まで出した量が、片足に塗る量の目安です。

症状や皮膚の状態によっては、クリームを薄く伸ばすように塗る「塗布」ではなく、擦り込むように塗る「塗擦」が適していることもあります。
擦り込むことにより有効成分が皮膚に浸透しやすくなるためです。
ただし、擦り込むことが皮膚への刺激になり症状が悪化する可能性もありますので、どちらが良いかは主治医の判断を仰ぐようにしましょう。

ラミシールクリームを塗る頻度は通常1日1回です。塗り忘れた場合は気が付いた時に塗ってください。
症状がなくなって治ったように見えても、まだ白癬菌が残っていて繁殖してしまうことがあります。
自己判断で薬の使用をやめないようにしましょう。主治医の指示に従って、正しい使い方を心がけましょう。

意味のないラミシールクリームの使い方

ラミシールクリームは水虫に効果がありますが、通常は1日1回の塗布で効果があります。
1日1回で良くなるのだろうかと不安になって、多めに塗布したり塗る回数を増やすことは意味がありません。
使用回数を多くしたからといってその分早く治るわけではなく、反対に回数を増やすと赤みなどの副作用が出ることもあります。
多めに塗布するとかぶれやすくなることもあるでしょう。悪化することもあるので必ず使用回数は守る必要があります。
ラミシールクリームを塗っても良くならない場合、塗る量が少ない可能性もあり、患部だけしか塗っていないとなかなか良くならないケースもあるでしょう。

清潔にするのに入浴した後に使うのが良いですが、水が滴っていると意味がありません。
水分をよく拭きとって乾燥してから皮膚にクリームを塗りましょう。
水分が残っていると薬の浸透率を妨げてしまいます。
汗をかいた後や汚れた足に使うのも意味がなく、汗や汚れのせいでクリームが浸透しません。
入浴後などの患部をきれいにしてから使うことをおすすめします。

強くこすって塗ったり擦り込むように塗布するのもあまり効果を得ることができず、反対に皮膚を傷つけることがあります。
傷口から菌が侵入すると症状を悪化させるので、傷つけないようにするのが必要です。

ラミシールクリームは強くこすったり擦り込んで浸透させようとしなくても、普通にのばして塗ることで充分浸透するようになっています。
使い方を少し変えるだけで短期間で効果を得ることができたり、症状を改善することができるでしょう。
これらのことに気をつけて利用することによって、確実に効果を発揮することができ元のきれいな状態に戻すことが可能です。