水虫は白癬菌という菌に感染することを原因として発症する病気ですが、白癬菌が体に付着してすぐに発症するわけではありません。
白癬菌が体に付着してから、体の中に浸透してくるまでには24時間ほどが必要だとされています。
そのため、もしも体に白癬菌が付着しても24時間以内に洗い流すなど白癬菌を体から取り去るようにすれば発症することはありません。
水虫になる原因は白癬菌が24時間以上体に付着し続けることです。

水虫に感染すると、白癬菌が皮膚の一番表面の組織である角層で増殖し始めます。
最初のうちは菌の数が増えても特に症状がでないことが多いようです。
水虫は角層のケラチンというたんぱく質を栄養にして徐々に数を増やしていきます。

そこから水虫が皮膚に炎症を起こすようになると、かゆみなどの症状がでるようになります。
皮膚に水虫があっても炎症を起こしていない状態の時には、かゆみなどの症状が出ないために自分が水虫に感染していると気付かないこともあります。

水虫が盛んに活動を開始するのは、高温多湿の状態にある時です。
気温は15度以上で湿度が70%以上の場所が水虫にとって最も活動しやすい環境です。
そのような環境になっている時間が長いほど、水虫は活発になっていき、症状が強く出やすくなります。
水虫の症状にはかゆみ以外にも、皮膚のただれや、水ぶくれができることもあります。

こういった症状を緩和させるためのケア方法としては温めるとかゆみが増すために温めすぎないようにすることが大切です。
そしてなるべく掻かないようにしたほうがよいでしょう。
かゆみがあるからといって掻いてしまうと、皮膚のただれがひどくなり症状が悪化してしまうことがあるからです。
そのため症状を緩和するためのケアとしてかゆみを抑えられるような市販薬を使用したりして、なるべくかゆみが強くならないような工夫が必要になります。

また水虫は自分自身で予防ができる病気なので、発症しないように気をつけることが大切です。

日常で出来る水虫予防の方法とは?

水虫は足にできることが最も多いのですが、足以外にも手にできることもあります。
さらに爪に水虫の菌が入り込んでしまうと爪にも水虫ができます。他に頭や陰部もできやすいとされている部位です。
水虫は身体の中の全ての部位にできる可能性がありますが、高温多湿の環境に置かれやすい部位によくできるのます。
そういった部位はなるべく乾燥させるなど高温多湿の状態が長く続かないように注意をしていくと、症状が広がってしまうことを防げるでしょう。
水虫は自分で注意をすることで予防できる病気です。

水虫の予防方法としては、水虫の菌が体に付着した時にはすぐに洗い流すことで原因菌が体の奥まで入り込むことを防げます。
白癬菌自体はあちこちに存在しており、特にすでに発症している人が身近にいる時には、生活している場面であちこちに白癬菌が存在することになります。
しかし、体に付いただけでは発症することはないので、毎日お風呂に入り、足の指の隙間までしっかりと洗うようにすれば感染することはないでしょう。

他には高温多湿の状態が長く続かないようにすることも予防法になります。
足がじめじめと湿った状態にならないように注意をして、なるべく乾燥させるようにしておくと良いでしょう。
さらに蒸れやすい素材のものを身に付けないことも高温多湿を防ぐことにつながります。
足が濡れている状態の時にはしっかりと水気をとるようにして、水気が長いこと足に残らないようにします。

こういったことに気をつけて生活をしていれば、水虫が体に付着することはあっても発症することは予防できるでしょう。
一度発症してしまうと治るまでに時間がかかることがあるので、発症する前に予防をすることが大切です。